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【韓国むかし話】仲良し兄弟

【韓国語東大式IT単語トレーニング】
35日後に1200語、70日後に2098語の韓単語を覚える方法とは?

昔、ある村に、
貧しいながらも仲のよい兄弟が住んでいました。

二人の兄弟は、
助け合いながら、朝早くから夜遅くまで
田畑に出かけていって一生懸命に働きました。

まじめに働いたおかげで、
秋になるとたくさんのお米を収穫することができました。



「お兄さん、本当にお疲れさまでした」

「何を言うか、お前のほうがもっと苦労したではないか」

兄と弟は、
収穫したお米を均等に分けあいました。



弟は、家の蔵に米俵をつみあげたあと、
ふとお兄さんのことを考えました。

「お兄さんの家は、子供たちがたくさんいて、
ご先祖さまの祭祀もあげなければならないのだから
私の家よりもお米がもっと必要なはずだ。

そのままあげても受け取らないだろうから、
こっそり持っていってあげよう」

弟は、夜になると米俵を担いでいき、
お兄さんの家の蔵にこっそり置いてきました。



ところが、翌朝、
自分の蔵をのぞいてみた弟は不思議に思いました。

なぜなら、
きのうお兄さんにあげて減っているはずの米俵の数が
全く変わっていなかったからです。

「変だぞ。蔵の米がなぜそのままなんだろう。
きのうの晩、たしかに米一表をお兄さんの家に置いてきたはずだが。

とにかく、もう一度持っていってあげよう」

その日の晩、弟はまた米俵を担いで家を出ました。



弟が夜道を歩いていると、
向こうの方に黒い影が見えました。

「誰だろう、こんな夜中に」

黒い影は、弟に向かってどんどんと近づいてきました。

黒い影が弟の目の前に来た瞬間、
弟も、その影も驚いて「あっ」と声をあげました。

なんと、その影は、米俵を担いだお兄さんだったのです。



「お兄さんですか」

「お前か」

「こんな夜中にどうしたのですか」

弟が聞くと、
兄が恥ずかしそうに答えました。

 
「実は、お前は所帯を持ったばかりなので、
私よりもお米がもっと必要だと思い、
きのうの晩、お前の蔵に米一表を置いてきたのだ。

ところが、けさ蔵を見てみると、
減っているはずの米がそのままだったので、
不思議に思い、もう一度持っていってあげようと思って担いできたのだ」

兄弟は、ようやく、
お互いの家の蔵の米が
なぜそのままだったのか分かりました。

兄も弟も、
同じようなことを考えていたのです。



その後、兄弟は、
お互いを思う心を忘れずに、
いつまでも幸せに暮らしたそうです。



<コメント>

韓国の昔話には、
「フンブとノルブ」のように
兄弟をテーマにしたものも多いですね。

親子も兄弟も
身内に対する情のあつさは
日本人とは比べ物にならないですよ。
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