【韓国むかし話】仙女と木こり1 | 韓国語を勉強している人のためのブログ

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【韓国むかし話】仙女と木こり1

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昔、昔、金剛山の山あいに一人のキコリが
年老いた母親の世話をしながら暮らしていました。

木こりは、取った薪を市場で売りながら
母親と一緒に貧しい暮らしをしていました。



ある日、木こりが山の中で薪を取っていると、
一匹の鹿が走ってきました。

「木こりさん、私をかくまってください。猟師に追われているのです」

「それは大変だ! 早くこの薪の中に隠れなさい」

木こりは、薪の山の中に鹿を入れてあげると、
何ごともなかったように口笛をふきながらまた薪を取りはじめました。



すると、矢を持った猟師が、
ハアハアと息を切らしながら走ってきました。

「もしや、ここを鹿が通り過ぎませんでしたか」

「それなら、たった今、あっちのほうにかけていきましたよ」

木こりは、
金剛山で一番険しい山のふもとを指さして言いました。

猟師は困ったような表情を浮かべましたが、
木こりが指さしたほうに走っていきました。



木こりは、猟師の姿が見えなくなると小さな声で言いました。

「鹿よ、もう出てきても大丈夫だ」

木こりの声を聞いた鹿は、薪の中から出てきました。

「ありがとうございます。私の命を救ってくださったので、
木こりさんの願いを一つ聞いてさしあげます」

「いいんだ。気にすることはない」

木こりはにっこり笑いながら、
早く行くようにと手でうながしました。

すると鹿が言いました。

「この山の谷間に行けば、とても美しい池があります。

きょうの晩、満月が昇ると、仙女たちが天からおりてきて、
その池で水浴びをするので仙女が脱ぎ捨てた羽衣を隠してください。

そうすれば、天に昇っていけない仙女が、
木こりさんと一緒に暮らすようになるでしょう」

木こりは、とても不思議な話に目を丸くしました。

鹿は続けて言いました。

「ところで、ただ一つ、
必ず守らなければならないことがあります。

どんなことがあっても三人の子供を生むまでは、
仙女に羽衣を返してはいけません。

そのことを絶対に忘れないでください」

そう言うと、鹿はどこかに行ってしまいました。



その日の晩、木こりは、
山の谷間にある池に行って、
大きな岩の後ろに隠れました。

やがて満月が昇ると、
仙女たちが一人、二人と天からおりてきました。

白い羽衣が月の光を受けてとても美しく輝きました。

仙女たちは、
羽衣を脱いで岩の上に置き、
池の中に入っていきました。

木こりは、鹿が言ったように、
そろりそろりと歩いていき、
一枚の羽衣をひろってふところに隠しました。


つづく
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